RSS
HOME > コーナー紹介 > 笑門福来

笑門福来 

 


■北海道のユニーク農家訪問

9月7,8,9日IGSより3名のスタッフが北海道を訪ねてくれた。昨年よりスタートした北海道の有機農産物、こだわり野菜の探索も試行錯誤しながら北海道の有機農業の全体像が見えてきたように思える。今回、訪ねたのはシゼントトモニイキルコト?の曽我井農園。かつて、プロのスノーボーダーの曽我井兄弟が運営する、自然のあるがままの姿を農事に取り入れ、畑に化石燃料、大型機材はなるべく投入せず、生態系のあるがままに少しだけ人間が手を添え無耕起で、虫や動物たち草と共存している。ただし、葉物は大変虫たちの食料となり主人は観察しているだけ。

トマトハウス13本(JAS認証)田んぼ6haと比較的中規模農家ですが、北海道に現在341戸の有機生産農家があり3年後には1200戸を目指しているらしい。リスクの少ない重量野菜が中心で、目新しい、面白い、楽しい野菜となると数は少ない。

ここは、少量ではあるがパープルのアスパラ、しろナス、変わりトマト(しろトマト、ゼブラトマト、ベリートマト)等も生産しており畑の境界には、日本ではめずらしいエキナセアの花が咲き、ミントが群生し野生化していた。来年に向けハウスの境界にて色々、楽しそうな野菜作っていただけそう。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



■畜産王国北海道の未来牧場

有機農場周りの途中に、北里大学獣医学部附属フィールドサイエンスセンター(FSC)八雲牧場がある。「環境保全型資源循環畜産」を実践。牧草で牛を育て、牛の排泄物は堆肥にして牧場へ撒き、還元された堆肥が牧場を肥やして牧草を育てるという、自然の循環を第一に考えた農業を実施している。当然、子牛は自家繁殖で夏山冬里方式の肉牛管理で抗生物質、成長ホルモン剤は必要なく母牛と子牛が広大な牧場でストレスを感じる事なく健康に育っている。昨年には有機畜産物JAS認証も得ており、安心安全という現代の安語が重厚に思えた。

この地区は、冬場は清流に鮭が産卵の為遡上し鮭の死骸を餌とするオジロワシが大量に生息し、当然熊も牧場に出没する地区らしい。大自然の中、まさしく自然と共存自然の摂理に従い運営され昨今の口蹄疫事例は別ものに思える。ひつじの大量スクレィピー死、狂牛病、とりインフルエンザ、ぶたインフルエンザと都度対処的に隔離か殺生でその場しのぎの現代大規模畜産、効率重視型から転換期にきているのでは!

担当の准教授と数名のスタッフで350haの牧場を管理し、輸入飼料牧草に頼らずすべて自家生産でまかない生産された牛肉は、同大保健衛生専門学院でレシピを開発、数種類の加工商品が販売されている。ここでの研究成果はいずれ民間へ伝授され広大な休耕地の有効利用の可能性と若い世代への持続可能なスモールスケール畜産のお手本として受け継がれると思われる。

次回、ビオトープライス(洋食シェフ必見)育成報告

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



■北海道の食材(時不知鮭)

7月北海道道南地方、マイカの解禁に続き(トキシラズシャケ)が水揚げされております。秋の時期産卵の為遡上する群れとは一線を引き一匹狼的シャケを言い、時を択ばず水揚げされ極まれにしかお目にかかれない為、値段は高額です。

4日に道、支庁、銀行、レストランオーナー達が集まり、道南の農産物や水産物をアピールビジネス交流会でのひとこまです。

昨年より、生産者の出展も多くこだわりの農法で生産している方、有機JAS農産物も道が推奨しているので数人参加しておりました。但し、実際の需要に応じた農産物品かといえば、トマト、アスパラ、じゃがいもと言った一般野菜が主流です。地方で一生懸命大地と向き合い大量生産の農協と同じものを生産していても面白みがないじゃないの。

若手の農家へ、IGSの取り組みをぶつけて見たらとても反応がよく、休耕地を使ってチャレンジしてみたいという事で早速今週不在者投票を済ませて、出かけてみます。

シゼントトモニイキルコト株式会社という組織で社名もユニーク。トマト30種、アスパラ、米等自然農法で生産、有機JAS認証は増やしていくとの事。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


■6月北海道の山菜(根曲がり竹)■

5月は晴れた日が3日程で、春が来ないのではないかという日々が続き、それでも6月に入ると爽やかで北海道らしくなって来ました。6月待望の真イカの解禁、山では、たけのこが最盛期を迎えました。日曜日は、近所の高齢者とたけのこ取りに行って来ました。車が爆発しそうな林道を駆け上がり、入山記帳にはすでに15名程の記録があり目的地は満車状態で、ラジカセより位置確認の為の音楽が鳴り響きにぎやかな深山でした。

この時期たけのこ取り山菜取りで、熊に襲撃されたり遭難したりで多くの方が亡くなるのも事実で、静かに深山に尊敬しながら、ほんのちょっと季節のおすそわけを頂く程度がいいのかな。

天気がいいと、我が家の家庭菜園も虫や雑草とり水やりと意外と作業が多く有機生産者の方の苦労がわかります。
今年は、イギリスとイタリアの種が入手できたので野生種のほうれん草、ロケット2種、マスタード、カラフルビーンズ4種とピンクトマト、ピーマンみたいなトマト等が成長を始めました。
海岸より、数メートルの場所なので(潮ベジ)になるかも?。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



■天然のわさび畑視察■

友人から、天然のわさびが自生しているので様子を見にいくぞという事で気軽につきあった。
ところが
自生地は海抜300メートルの山の頂上付近らしい。車から降り、目の前の山を見て唖然…。険しい渓流沿いに何度も足を滑らせ、深くつもった枯れ葉に足を埋没し、おまけに霧で方角が上としか認識できない。

原生林がとぎれ、急斜面に開けた場所に腐葉土の上にコケが生えた場所に、本わさびが一面に花をつけている。石の地盤に腐葉土が堆積し霧が多いのでコケが生え、自然が作り出したわさび畑。一町程の広さがある。

下山途中、もみじがさ、山独活、たらのめ、春の山菜を採取今夜の夕食にしよう。

ちなみに視察のつもりが、リュック一杯20キロのわさびを背負い、よろよろの一日であった。地元の人は、熊の巣といって入山はしないらしい。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


シーバックソーン(シーベリー)という果実

Hippophae rhamnoides L.(ヒッポファエ・ラムノイデス)の学名を持つグミ科の植物で、一般名は「シーベリー」と言います。中国名は沙棘(サジー)、英名はSea Buckthornと言われる小果樹で 、最近ではオーガニックコスメ、加工ジャムが国内でも流通している。どうやら 果実にビタミンC・Eやカロテインを多く含むほか、その油脂にはパルミチン酸や不飽和脂肪酸のパルミトレイン酸などを多く含むのでアンチエージング活性が期待されているからです。たしかに、ドイツのBIOFACH会場のオーガニック化粧品メーカーのweledaのコーナーでボデーオイルを見たことがある。当時興味がなかったので、ふーんと見逃した商材である。

次なる小果実シーベリーかリンゴンベリー(こけもも)であろう。リンゴンベリーは栽培が大変で、収量も少ないので国内流通は困難。どうしても入手したい方自生地教えます。今では、フインランドかスーエデンの食品輸入業者より水煮かジャムを入手できる。私が注目のシーベリーは、北海道で栽培研究が盛んで栽培農家も存在するらしい。もうじき、道内有機農家めぐりに出かけるので探してみます。苗(ポット)を販売している業者もあるので、試しに畑に定植してみます。

<ホテル、レストランのメニュー開発は大変。シーベリーとリンゴンベリー献立に取り入れてみてはいかがですか>



過去記事10月
過去記事11月
過去記事12月

お取り引き先一覧ページへ